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2017.7.21

太陽光発電の効率をよくするコツとは?

自宅で電力を供給できる太陽光発電は、環境にやさしいだけでなく、光熱費の削減にもなるシステム。省エネ・創エネで少しでも電気代を安くしたいというように考える方には必須のシステムと言えます。

そんな太陽光発電ですが、気になるのはどれだけ効率的に発電を行い、電気代を安くして収入につなげるかではないでしょうか?

ただ太陽光システムを導入するだけでは効率のいい発電はできず、無駄がでてしまいます。まずは、効率よく太陽光発電を行うためのポイントを確認していきましょう。

発電効率を上げる3つのコツを知っておこう!

今や太陽光発電は、一般の家庭でも普通に導入が検討されるほど身近なものとなりました。
しかし、太陽光発電は環境に左右されるため、どんな住まいでも簡単にできるわけではありません。環境次第で供給できる電力が大きく変わるってくるのです。

効率を上げるためのポイントは「気温」「パネルの向き」「パネルの面積」の3つ。それぞれどういったように影響するのかを説明します。

●温度との関係
温度が上がるほど発電効率は悪くなる

「太陽光発電は、太陽光というくらいだから、日照時間が長くて日差しも強い夏のほうが適しているのでは?」太陽光発電に関して、この様に考えたことはないでしょうか?

実は、太陽光発電の発電量を季節ごとに比較した場合、夏は発電量が悪く、冬や春先のほうが発電量は上がるというデータが存在しています。日差しが強いほうが逆に効率が下がってしまう。その理由は太陽光パネルの素材と気温に関係していました。

太陽光発電の効率を測るうえで基準とされる温度は25度。これ以上だと発電効率が下がり、以下なら発電効率が上がります。現在は温度変化に強いパネルを用いるメーカーもありますが、太陽光発電を行ううえで温度との関係は切っても切れないものがある、ということは覚えておきましょう。

●パネルの向きと角度との関係
太陽光発電を考えるなら南向きで傾斜角30度を意識する

次に考えるべきはパネルの向きと角度。
光に当たりやすいように設置すれば効率は良くなり、逆なら効率が悪くなると考えるのは当然ですよね。

その向きと角度ですが、最適とされるのはパネルを南向きに置き、傾斜角を30度にした状態。
パネルの向きを東向きや西向きにすると、南向きに比べ効率は2割ほど落ちるとされ、正反対の北側にすると効率は半分以下となると言われています。

もっとも、南東や南西というようにある程度南を向いていれば南向きの9割ほどは確保できますので、完全に南向きでなくても問題はありません。南向きに太陽光パネルを置くと周囲の建物などで影が多くなる、といったような周辺の環境との関係もあるでしょうから、できる範囲でベストな条件に近づけましょう。

●パネルの面積との関係
パネルが広ければ集光量は増えるが無理は禁物

太陽光発電を行うには、少しでも多くの太陽光を集めることが大切です。つまり、少しでも太陽光パネルの面積を増やし、一度に集める光の量を増やせば発電量は増えるということになります。そういう意味では面積が広ければ広いほどいい、ということになるでしょう。

しかし、光が当たらない部分に無理やりパネルを増やしても集光量が増えるわけではありません。
実際には、面積以外にも設置する環境や地域ごとの天候などさまざまな条件がプラスされて発電量が決まります。ですからパネルが大きいほどいいというのは事実なのですが、その住まいの環境や予算なども踏まえ、現実的な設置を考える必要がある、ということも覚えておきましょう。

まとめ

決して安くない太陽光発電を家に付けるなら、少しでも効率のいい設置方法を探すことが重要です。
省エネ・創エネを考えて太陽光パネルを設置したのに、発電効率が悪く元が取れないと言ったようなことになってしまっては意味がありません。設置しようとする住まいの造りや地域の環境など、太陽光発電はさまざまな条件に左右されますので、効率をよくするための方法を知り、自分の住まいならどう置くかをよく考えましょう。

効率よく発電が出来た場合は10年程度で初期費用が回収でき、そこからは大きくプラスにしていくことが出来ますので、是非ご検討してみてくださいね。